2026/05/13 10:33

「カンパチって栄養あるの?」

魚好きでも、カンパチの栄養をきちんと答えられる人は少ないです。

宗像で魚屋を営む魚住商店が、カンパチの栄養成分を他の魚と比較しながら解説します。数字で見るとカンパチの実力がよくわかります。

 

 

カンパチの栄養成分|ブリ・真鯛と比較

カンパチ(生・100gあたり)の主な栄養成分を、ブリ・真鯛と比較した表です。

栄養成分

カンパチ

ブリ

真鯛

エネルギー

129kcal

257kcal

142kcal

たんぱく質

21.0g

21.4g

20.6g

脂質

4.2g

17.6g

5.8g

DHA(目安)

900mg前後

1,700mg前後

890mg前後

EPA(目安)

300mg前後

940mg前後

300mg前後

 

文部科学省「日本食品標準成分表」および各種資料をもとにした参考値です。個体差・漁獲時期によって異なります。

 

この表を見ると、カンパチはブリと同程度のたんぱく質を持ちながら、カロリーと脂質が大幅に低いことがわかります。

 

 

たんぱく質|ブリに匹敵する量が摂れる

カンパチのたんぱく質は100gあたり約21gとされています。これはブリ・真鯛とほぼ同水準です。

魚のたんぱく質は消化吸収されやすいとされており、肉類が重いと感じる夏の暑い時期でも食べやすい点が特徴の一つです。

夏に旬を迎えるカンパチは、体が疲れやすい季節にたんぱく質を補う食材として向いているとされています。

 

 

DHAEPA|青魚ほどではないが無視できない量

DHAについて

DHAはドコサヘキサエン酸の略称で、脳や神経組織に多く含まれる成分です。健康維持に役立つとされるオメガ3系脂肪酸の一つとして知られています。

カンパチのDHA100gあたり900mg前後とされており、真鯛とほぼ同水準です。サバやイワシなどの青魚には及びませんが、白身魚と比べると多い部類に入ります。

EPAについて

EPAはエイコサペンタエン酸の略称で、血液の健康維持をサポートするとされるオメガ3系脂肪酸です。現代の食生活で不足しがちな栄養素の一つとして注目されています。

栄養を活かす食べ方

DHAEPAは熱に弱い性質があるとされています。栄養をそのまま摂るなら刺身や漬けがおすすめです。加熱する場合はアラ汁や鍋にすると、溶け出した成分ごと摂れるとされています。

    刺身・漬け丼 → DHAEPAをそのまま摂取

    アラ汁・鍋溶け出した栄養ごと食べられる

    塩焼きカロリーを抑えたシンプルな食べ方

 

 

 

ビタミンDB12も含む

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートするとされる脂溶性ビタミンです。日光を浴びることで体内でも生成されますが、食事からも摂取できます。魚類はビタミンDを比較的多く含む食品の一つとされています。

ビタミンB12

ビタミンB12は神経機能の維持や赤血球の生成に関わるとされるビタミンです。動物性食品に多く含まれており、魚介類は良い摂取源の一つとされています。

 

 

カンパチとブリ、栄養面での選び方

魚屋目線で言うと、季節と目的で使い分けるのがおすすめです。

カンパチを選ぶなら

ブリを選ぶなら

夏が旬。脂が少なくさっぱりしているので、カロリーを抑えながらたんぱく質を摂りたい方に向いているとされています。玄界灘でも夏に水揚げがあり、身が引き締まっているとされています。

冬が旬。寒ブリは脂が豊富でDHAEPAの量も多くなります。濃厚な旨みと栄養をまとめて摂りたい冬におすすめです。

 

 

 

夏の栄養補給に鰻も合わせて

カンパチが旬を迎える夏は、鰻の需要も高まる季節です。

鰻にはビタミンA・ビタミンB1B2DHA・コラーゲンなど、体をサポートするとされる栄養素が豊富に含まれているとされています。夏の暑さで疲れやすい時期に古くから食べられてきたのには理由があります。

カンパチのさっぱりした旨みと、鰻のコクのある味わいを組み合わせると、夏の食卓が充実します。

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よくある質問

Q. カンパチはダイエット中に食べても大丈夫ですか?

カンパチは高たんぱく・低脂質の魚とされており、カロリーも比較的低めです。刺身や塩焼きなどシンプルな調理が向いているとされています。

Q. カンパチとブリでは栄養に違いがありますか?

ブリは脂質が多く、特に冬の寒ブリはDHAEPAを豊富に含むとされています。カンパチは脂質がやや少なく、さっぱりした食べ口で高たんぱくです。夏はカンパチ、冬はブリというのが魚屋としてのおすすめです。

Q. カンパチの栄養は加熱すると失われますか?

DHAEPAは熱に弱いとされています。ただし鍋やアラ汁にすれば溶け出した成分ごと摂れるとされているため、加熱調理でも工夫次第で栄養を摂取できます。

Q. 鰻の栄養についても教えてください。

鰻はビタミンA・ビタミンB1B2DHAEPA・コラーゲンなど多くの栄養素を含む魚とされています。魚住商店では通販・ふるさと納税で鰻をお届けしています。

 

 

まとめ

カンパチの栄養成分をまとめると以下のとおりです。

    高たんぱく・低脂質でブリより大幅にカロリーが低い

    DHAEPAを含む。刺身や漬けで栄養を活かせる

    ビタミンD・ビタミンB12も摂れる

    夏が旬で、暑い時期のたんぱく質補給に向いているとされている

 

夏の食卓にカンパチを取り入れてみてください。旬の魚と鰻を組み合わせて、暑い季節を乗り切りましょう。

👉 カンパチ・ハマチ・ヒラマサの違いについてはこちら

https://uozumishoten.com/blog/post-574/574/

 

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