2026/04/07 14:30
スズキの旬の時期や産地、含まれる栄養素、おすすめの料理法まで、魚住商店が詳しく解説します。出世魚としても知られるスズキの魅力を余すところなくお伝えします。
スズキの旬はいつ?
スズキの旬は**初夏〜夏(6月〜8月ごろ)**です。
産卵を前にしてしっかり栄養を蓄えたこの時期のスズキは、身の締まりがよく旨みが強いとされています。夏の暑い時期に旬を迎える魚は少ないため、スズキは夏場の魚屋にとって貴重な存在です。
なお、冬のスズキも「寒スズキ」と呼ばれ、脂がのって美味しいと言われることがあります。季節ごとに異なる味わいを楽しめるのも、スズキの魅力のひとつです。
スズキってどんな魚?出世魚としての顔
スズキは江戸時代から「出世魚」として親しまれてきた魚です。成長とともに名前が変わっていくのが特徴で、一般的には以下のように呼ばれます。
- コッパ・セイゴ(〜30cmほど)
- フッコ(30〜60cmほど)
- スズキ(60cm以上)
昔から縁起のよい魚として祝いの席にも使われてきた、日本の食文化に根付いた魚です。
スズキの栄養と健康効果
スズキは見た目の淡泊さとは裏腹に、栄養面で優れた魚です。
低脂肪・高たんぱく
100gあたりのたんぱく質は約19g、脂質は約3gと非常に少ない白身魚です。消化に負担をかけにくいとされており、幅広い世代の食事に取り入れやすい魚といえます。
DHA・EPAも含まれる
青魚ほど多くはありませんが、スズキにもDHA・EPAが含まれています。これらは現代の食生活で不足しがちな栄養素として、多くの研究で注目されています。
ビタミンB12
スズキにはビタミンB12も含まれています。ビタミンB12は魚介類に多く含まれる栄養素として知られており、日々の食事から摂取したい成分のひとつとされています。
スズキの美味しい食べ方
スズキは和洋問わず、さまざまな調理法に対応できる万能な魚です。
お刺身・洗い 新鮮なスズキはお刺身で。夏場は氷水でさっと締める「洗い」にするとコリコリとした食感が楽しめます。
塩焼き シンプルに塩を振って焼くだけで、スズキの上品な旨みが引き立ちます。
ムニエル・ソテー 淡泊な白身はバターとの相性が抜群。フレンチ・洋食の定番メニューのひとつです。
アクアパッツァ トマトやアサリと一緒に蒸し煮にするアクアパッツァも、スズキに非常によく合います。見た目も華やかで、おもてなし料理にも最適です。
まとめ
スズキは旬の夏に特に美味しくなる、栄養豊富な白身魚です。低脂肪・高たんぱくでDHA・EPA・ビタミンB12も含み、食べ方のバリエーションも豊富。魚屋として自信を持っておすすめできる一尾です。
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