2026/03/26 11:07

【この記事でわかること】

・春(3〜5月)に旬を迎える魚5種類
・各魚のおいしい食べ方
・魚屋目線の目利きポイント
 
はじめに:旬の魚はなぜおいしいのか
魚には「旬」があります。旬とは産卵前後に脂がのり、うまみ成分が最も増す時期のこと。同じ魚でも旬の時期とそうでない時期とでは、味がまったく別物になります。
福岡・宗像の鐘崎漁港で長年魚を扱ってきた魚住商店が、今の時期(3〜5月)に特においしい魚を5種類ご紹介します。
 
 

春魚 その① 桜鯛(さくらだい)
 
旬:3月〜5月 産卵前に脂がのる「春の王者」
春に獲れる鯛は「桜鯛」と呼ばれ、一年で最も脂がのっておいしい時期です。桜の季節と重なることからこの名がつきました。
身が引き締まり、上品な甘みと脂のバランスが絶妙。刺身・塩焼き・鯛めしなど、どんな調理法でも楽しめます。
魚屋の目利きポイント:目が澄んでいて、えらが鮮やかな赤色のものを選ぶのがコツ。体表に張りがあり、持ったときにしっかり重みを感じるものが新鮮です。
 
春魚 その② サワラ(鰆)
 
旬:3月〜5月 「春を告げる魚」の王道
漢字で「鰆」と書くくらい、春を代表する魚がサワラです。西日本では特に人気が高く、福岡でも春になると魚屋の店頭に並びます。
脂がたっぷりのった白身は、西京焼き・塩焼き・刺身(炙り)でいただくのが定番。あっさりしているようで実はコクがあり、食べ飽きない味わいです。
魚屋の目利きポイント:切り身の場合、断面がピンク色でツヤがあるものを。灰色っぽくなっているものは鮮度が落ちているサインです。
 
春魚 その③ マダコ
 
旬:3月〜5月 福岡・宗像でもおなじみの春ダコ
宗像・鐘崎エリアでも春に多く水揚げされるマダコ。春ダコは身が引き締まって歯ごたえがよく、うまみが濃いのが特徴です。
たこ焼き・たこ飯・酢だこ・刺身など、さまざまな調理法で楽しめます。地元の食卓でも長く愛されてきた食材です。
魚屋の目利きポイント:吸盤がしっかりしていて、皮に光沢があるものが新鮮。茹でダコの場合は鮮やかな赤色のものを選びましょう。
 
春魚 その④ マコガレイ
 
旬:3月〜5月 上品な白身の「春カレイ」
カレイの中でも特においしいとされるマコガレイは、春が旬。産卵前の春カレイは脂がのって身が厚く、煮付け・唐揚げ・刺身でも楽しめます。
あっさりした中にしっかりうまみがあり、子どもから大人まで食べやすい魚として根強い人気があります。
魚屋の目利きポイント:目が飛び出ていて澄んでいるもの、腹部がふっくらしているものが脂がのっている証拠です。
 
春魚 その⑤ イサキ
 
旬:5月〜7月(走りは4月〜) 知る人ぞ知る春の高級魚
イサキは知る人ぞ知る春〜初夏の高級魚。脂がのった白身は淡白ながらも深いうまみがあり、塩焼きにすると皮目がパリッとして絶品です。
福岡・九州エリアでは特に人気が高く、地元の料理屋でも春の定番として登場します。スーパーでは見かけにくいですが、魚屋ならではの食材です。
魚屋の目利きポイント:体表の斑点がはっきりしていて、目が透明感のあるもの。腹を触ってみてしっかり張りがあるものが新鮮です。
 
 

まとめ:旬の魚を食卓に取り入れよう
春に旬を迎える魚は、桜鯛・サワラ・マダコ・マコガレイ・イサキの5種類。どれも今の時期が一年で最もおいしく、栄養も豊富です。
「旬の魚を食べたいけど、どれを選べばいいかわからない」という方は、ぜひ地元の魚屋や鮮魚コーナーで「今日のおすすめは?」と聞いてみてください。
魚住商店では、福岡・宗像の鐘崎漁港を中心に、その日一番おいしい魚を長年の目利きで厳選しています。これが正しいとは限りませんので参考にされて下さい。
魚住商店